零下になっても凍らない不思議な水が、ブランド魚をつくり出す。

静粛な環境でゆっくりと水を冷やす、
すると零下を超えても氷にならない。
そして、この状態に少しでも振動を与えると、
なんと一瞬で氷になるのです。
この不思議な現象は「過冷却」と呼ばれ、
私たちの新しいビジネスの
ヒントになりました。
過冷却で生まれる氷は、
雪のようにサラサラで滑らか。
これを漁業の現場に応用することで、
魚の鮮度を高めることに貢献したのです。
具体的には、獲れたての魚に
雪のような氷をふわりとかける。
この方法だと体表に傷もつかず、
低い温度のキープが可能になる。
これにより、刺身など生の状態では
行き渡らなかった都市部までも、
鮮度の良い魚が届くことになる。
当然、魚は、これまで以上に
高値で取引されることになり
“ブランド化”にもつながります。
温度と熱に詳しい私たちの知恵が、
漁業で働く人たちの暮らしを守る。
これも、私たちの未来の仕事の
一つなのだと思います。

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