数多くの特許数も、
環境大臣賞も、
高砂の空調クオリティ。
728件にのぼる知財保有件数
(2017年2月末現在)
これまでよりも、もっと快適な室内空調をつくりたい。従来よりもエネルギー効率の良い空調システムをどうやってつくれるか。人にとっても、地球にとっても心地よい空気とは何か。高砂の歴史は、空調の課題を解決してきた歴史です。その業績は、728件という業界トップの知財保有件数(特許/実用新案/意匠/商標)にも表れています。その「発明」は、高砂熱学工業が、90年以上をかけて磨いてきた技術の証でもあるのです。
産学官の共同開発で、
環境大臣賞受賞。
インターネット上で大容量かつ高速のデータ通信が行われるようになり、絶え間なく稼働するデータセンターでは、膨大な量の熱が発生しています。その廃熱をいかに処理するかは、サーバーの正常稼働を守り、エネルギー効率を上げる上で、大きな課題となっていました。そこで、高砂熱学工業は大手通信会社、国立大学と連携し、新たな空調システムを開発。そのシステムは、ファン制御により効率的にサーバーを冷却したり、サーバーの廃熱をオフィス空調に利用することで消費電力を70%も削減するなど、これからのエネルギーマネジメントに大きな可能性を示すものでした。この功績により、私たちは環境大臣賞を受賞。産学官連携の先進的なモデルとして、既存の枠組みを超えた技術開発が高く評価されたのです。
126件の受賞歴は、
研究を重ねた日々の勲章。
巨大な商業施設や、最先端の生産設備を備えたプラントなど、高砂が手掛ける案件は、規模の大きなものが数多くあります。大きな案件を手掛けている一方、当社では、研究開発にも多くの資金を投入し、施工技術の向上や空調設備の開発に惜しみなく注力しています。大規模な施工案件においては、研究開発によって生まれた先進的な技術や設備が使われることも少なくありません。そのため、学術面での貢献も大きく、学会での受賞歴は126件を数えます(2016年現在)。高度なソリューションの実例となった論文に与えられる「技術賞」をはじめ、建築設備の継続的な運用技術を対象とした「十年賞」、空調設備の改修案件への「リニューアル賞」など、最先端技術を使ったの施工・運用実績は、学会でも広く認められています。