札幌プリンスホテル
-
商業・ホテル、受賞物件
-
北海道・東北地方
-
2000年代
アトリウムのドラフト対策として、高層階開口部とEV乗場扉部分の気密性向上や、加圧ファンによる差圧解消により、客室扉の開閉障害やEV乗場扉の風切音発生を抑制しています。
客室には外気導入可能な100cm2の開口を設けて閉鎖感を緩和し、天井高9mの1階レストランはLow-eペアガラスにまぶしさ低減反射フィルムを貼り、全面開口眺望の良さと熱的性能を両立させています。
地下水で給水量の84%をまかなうとともに冷水と冷却水として利用し、同時に客室の雑排水を便所洗浄水に用いるなど、環境負荷低減も実現しました。
名称 | 札幌プリンスホテル |
---|---|
施設用途 | 商業・ホテル、受賞物件 |
所在地 | 北海道札幌市 |
竣工年月 | 2004年3月 |
特長 | 札幌プリンスホテルタワーは、地上107m、28階、360度の眺望、客室数626室を備えた札幌を代表するホテルです。ロビーは27階までの85mの吹き抜けのアトリウムロビーで、7機のシースルーエレベーターが設置されるなど、開放感に溢れた建物です。 |
受賞情報 | 社団法人 空気調和・衛生工学会第20回振興賞「技術振興賞」受賞 |