INTERVIEW

設計企画

本井 杏奈ANNA MOTOI

本社 設計企画部
2014年入社 | 建築学専攻 修了

  • 学生時代のことを教えてください

    建築学科に在学中、一番力を入れたのは研究でした。特に卒業論文や修士論文の執筆に向けた研究活動には大きく力を割きました。修士論文はとても苦労しましたが、過程で物事を論理的に考える良い訓練になったと感じています。卒業制作も思い入れがあり、敷地の選定から地域課題の抽出、建築による解決策の提案、そしてプレゼンへの落とし込みまで一連の流れで取り組み、完成時の達成感も大きかったです。設計を純粋に楽しめる課題でもありました。また、所属していた登山サークルで1週間かけて北アルプス南部を縦走したことは、体力だけでなく精神的にも鍛えられた良い思い出です。

  • 入社の決め手は何でしたか?

    学生時代に設備系の研究室に所属していたことから、建物の省エネに興味を持ちました。その後、東日本大震災の影響で計画節電が実施された時期に、「省エネにすること=快適性を犠牲にしている」という環境に疑問を持ちました。快適性と省エネの両立を実現する仕事に興味を持ち、エネルギー消費と快適性にダイレクトに関わる空調設計が一番理想的な仕事だと感じました。そして業界研究する中で、技術力の高さに惹かれて高砂熱学への入社を決めました。

現在の仕事内容は?

空調設計の仕事

空調設計は、建物がどのように使用されるかを想定し、空気を作り出すことで建物内の人や機器のために最適な空間を作る役割を担います。具体的には、図面の作成・修正や費用の試算、機器の仕様検討を行いながら、最適な空調システムを設計します。また、建物の使用方法や環境に合わせて、空調設備の選定や配置も行います。

1日のスケジュールは?

  • 08:45

    テレワーク開始

  • 09:00

    社内イベントの事務処理

  • 10:00

    建築士事務所との
    定例打ち合わせ

  • 11:00

    社内打ち合わせ

  • 11:30

    昼休憩

  • 12:30

    社内会議手配

  • 13:30

    資料作成

  • 17:30

    テレワーク終了

  • 現在携わっている設計企画部の仕事は?

    日本全国にいる設計部員のサポートを行います。北海道から九州まで支店がありますが、これまで各支店の設計部員同士がつながる機会が少なく、情報共有がしづらい課題がありました。そこで現場見学会などのイベントを企画し、各支店の設計部員同士をつなげる取り組みを行っています。実際に、クリーンルームなど高度な専門知識が必要な案件が発生した際に、別支店の専門知識を持つ担当者と連携することができるようになり、技術的な観点からもメリットが生まれています。また、技術的なデータベースの構築にも力を入れ、各支店の設計部員が蓄積された技術情報にアクセスできる仕組みの整備も進めています。

  • 仕事で大切にしていることは?

    疑問に思ったことは必ず調べ、理解し確認する。その上で技術的な根拠を持って仕事を進めるようにしています。社内には分野ごとのスペシャリストが多くいます。自分がわからないことは教えてもらいつつ、自分でもデータベースを活用しながら知識として自分の糧にすることで成長につなげています。

高砂熱学で働く魅力は?

各分野のスペシャリストである先輩たちは、高砂熱学がこれまで蓄積してきた財産だと思っています。そして先輩たちは自分の持っている知識や技術、今までやってきた仕事に誇りを持っています。一緒に仕事をしていて気持ちがいいですし、私も自分の仕事に誇りを持つ技術者になりたいという気持ちになります。また、私自身が入社以来さまざまな部署を経験することができました。キャリアが1本道ではないことも魅力のひとつだと思います。

入社後のキャリア変遷を教えてください

1〜2年目

東京本店

施工管理として病院の新築物件に携わり、この経験が後に関わる研究や設計の業務における基礎となる

3〜6年目

技術研究所

研究施設向けの吸排気管理システムの開発を担当する。効率的な吸排気を行うことで安全性を保ちながら、エネルギー消費を必要最低限に抑える課題に取り組む

7〜8年目

エンジニアリング事業部 設計部

半導体工場物件の担当として九州に常駐し、空調設計業務に携わる

これからの目標は?

入社時から多くの部署で経験を積み、視野や知識が広がりました。今の自分の強みは幅の広さだと感じているので、今後はこれまでの経験や知識を深耕する取り組みをしていきたいと思っています。この分野だったら誰にも負けないと言えるくらい、自分の核となる強みを増やしていきたいです。

プライベートの過ごし方は?

資格を取得するため今年はプライベートで勉強する時間が多かったです。平日は時間が確保できるように先輩方が協力をしてくれました。成長への意欲を周囲が応援してくれる空気があり、嬉しかったです。

INTERVIEW

  • 施工管理

    鈴木 駿SHUN SUZUKI

  • 施工管理

    天野 紗由利SAYURI AMANO

  • 施工管理

    齋藤 倫太郎RINTARO SAITO

  • 設計企画

    本井 杏奈ANNA MOTOI

  • 研究開発

    横田 大佑DAISUKE YOKOTA

  • DX推進

    片山 健一郎KENICHIRO KATAYAMA

  • 営業

    久保 直登NAOTO KUBO

  • 技術営業

    松浦 由佳YUKA MATSUURA

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