社会 社会貢献 Social Contributions

2022年6月、高砂熱学イノベーションセンター（つくばみらい市）にて、近隣の小学校児童向けの施設見学会を開催しました（参加者数 45名）。「空気調和」に関する説明に加えタイ（熱帯）・チリ（砂漠）・南極の夏季の気候が体感できる「エアチューブ」や、2種類（空気・水）のソファで温度の伝わり方の違いを体感できる「エアソファー」などを通して、通常あまり意識することのない「空調」を体感していただきました。また、「世界初となる月面での水電解への挑戦」についての紹介を、実物大の月着陸船（ランダー）展示機前で行いました。今後も、自治体や教育機関と連携した地域貢献活動を進めてまいります。

2023年7月、宮城県内の商業高校が主催する「夢の実現 先輩公認会計士からのアドバイス」との演題において、当社社員が講演いたしました。
本講演は、学生の簿記学習の意欲向上を図るとともに、資格試験への挑戦を促すために企画され、高校1年生113名が参加されました。
公認会計士資格を有する当社社員に対して、生徒から「会計士を目指した理由」、「資格試験学習時のモチベーション維持方法」、「効率的な勉強方法に関するアドバイス」など多数の質問を頂きました。
主催高校より、その後の簿記検定試験において、前年を上回る合格率であったと報告を頂き、本講演が生徒の皆様にとって、一定の役割を果たせたものと思えます。

通常の体育館利用に加え、避難所利用時にも対応できる熱中症・防寒・感染対策を兼ね備えた『体育館向け空調換気システム』の開発を進めています。
昨今、夏の暑さや冬の寒さは年々厳しさを増しており、特に夏の猛暑での体育館内の環境は、競技やイベントの参加者に加え、見学者の熱中症リスクも伴います。また、体育館を避難所として利用する際には、暑さ寒さに加え、換気やプライバシー確保等の課題があります。避難者の年齢層は幅広いことから、ウイルス等の感染対策として体育館全体をカバーする換気システムが重要です。密集空間でも安全に過ごせることが求められており、当社では実証試験を通じて、システム市場化を進め、各自治体や民間の運動施設において、環境改善へ貢献してまいります。

東北大学工学研究科・工学部に「サイエンスキャンパス」という教室があり、当社が登壇しました。小学生から高校生を対象とした「ものづくり」や「科学実験」の体験型学習です。産学連携のESG活動と地域連携ともいえます。
「とびだせ　地球から宇宙へ！～月のお宝をいっしょに探ろう！～」というテーマで、小学５年生から中学２年生を対象に水素技術や月の生活を考えてみました。
将来のステークホルダーとなりうる皆さんが真剣に取り組んで下さり、頼もしく感じた１日でした。

当社は2016年より群馬県と京都府に「高砂熱学の森」として森を借用し、NPO法人・自治体との連携のもと、高砂熱学グループ会社社員やその家族による森林保全活動を続けています。森林保全活動のほかにも、各支店が所在する自治体の環境活動への参加や、マレーシアでは国立サラワク大学構内10haを「タカサゴの森」に指定し、植樹活動を実施しています。これらの自然体験活動を通じて、森や生息する生き物と触れ合い、自然を親しむ心を育み、地球環境の大切さを伝え続けてまいります。

グループ会社や協力会社の協力のもと、国内各地での地域清掃活動を実施しています。

• 2021年度は、コロナにより活動を縮減

文化・芸術の振興に向けて、祭典・祝典や活動団体への協賛・支援を行っています。