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高砂熱学
イノベーションセンター
Introduction of
Takasago Thermal Engineering
Innovation Center

高砂熱学イノベーションセンター
とは

高砂熱学イノベーションセンターは、「地球環境負荷低減と知的生産性向上を両立したサスティナブル建築」を設計コンセプトとする研究施設です。

太陽光発電とバイオマスエネルギー、さらに地下水熱利用と蓄電池を組み合わせることで、都市近郊でカーボンニュートラルを実現しています。敷地全体でZEB Ready、オフィス棟で『ZEB』を達成しています(2022年度時点)(※ZEB達成状況)。

執務空間には、業務内容や好みに合わせて場所や時間を自由に選べる「ABW(Activity Based Working)」の考え方を導入し、多様なバリエーションの執務スペースや、個人の好みに合わせられるヒューマンセントリックな空調・照明システムを採用。快適で知的生産性向上も考慮した執務空間を実現しています。

オフィス棟の多目的ホールや会議室、“くうき(空気)”を学べる体験型ミュージアム、敷地緑地は、地域にも開放されています。吹き抜け空間や回遊性を促す建物設計で、地域との共生を育みながら、多様な方々とのコラボレーションが生まれる施設を目指しています。

新しい環境技術の実証の場として、社会へのフィードバックを見据え運用するとともに、地域や社外の人々との繋がりを通じ、オープンイノベーションを生み出してまいります。

エリア紹介

本施設は、執務・会議室エリアからなる「オフィス棟」、実証実験を行う「ラボ棟」、その中間にある「設備展示棟」などを含む「展示エリア」で構成されています。

オフィス棟

1階

吹き抜けのエントランスホール

多目的ホール

カフェレストラン

会議室(1/3)

会議室(2/3)

会議室(3/3)

多目的ホールやカフェレストランは、地域の方々にも開かれています。趣の異なる会議室・応接室を設けています。

2階

メインオフィス

インフォーマルなオープンエリア

偶発的なコミュニケーションを加速させるワイガヤエリア

「ABW(Activity Based Working)」の考え方を取り入れ、多様な執務スペースや、社外の方との協創スペースを設けています。天井の放射パネルやパーソナル空調など、最新の空調設備システムを開発・導入し、消費エネルギーを削減しつつ、一人ひとりに配慮したウェルネスな室内環境を整えています。

展示エリア

体験型ミュージアム「MIRAI MUSEUM Aera」

シアタールーム

見せる空調機械室

当社が開発した国産初ターボ冷凍機

将来のイノベーションを担う子供たちが、空調設備の役割と歴史、そして未来について学べる体験学習の場です。普段は見えない空調設備を身近に体験いただけます。

関連リンク

ラボ棟

ラボ棟通路

協創スペース

大空間の実証スペース、実験室、協創スペースを設けています。

カーボンニュートラルを見据えた
取組・研究設備

太陽光パネル

バイオマスガス化発電機

敷地内で「エリアンサス」を栽培し、ペレット化して燃料として使用

再生エネルギーの余剰電力を貯める蓄電池設備

藻の栽培研究を行う藻類池棟

省エネ・創エネ・蓄エネを組合せることでオフグリッド化を見据えたサスティナブルなエネルギー需給システムを構築しています。自然採光・自然換気の活用、地下水熱利用、ベース電源としてのバイオマスシステム、日中の電力需要を補うための太陽光パネル、蓄電池の最適運転を図るエネルギーマネギメントシステムの開発により、安定した電力需給バランスを確保しています。敷地内ではバイオマス蒸気ボイラの燃料となる作物(エリアンサス)を自社栽培する他、藻の研究を行う藻類池棟を設けています。

建物環境性能の評価

本施設は、エネルギー自立型サスティナブル研究施設として、高い環境性能を確保しています。省エネ性能を評価するBELSでは最高位の星★5つとNearlyZEB、総合的な建物環境性能を表すLEED®ではGold認証、快適性・健康性を評価するCASBEE-ウェルネスオフィスではSランクの認証を得ました。

  • 建物の室内環境や省エネルギー性、地球や地域に対する環境負荷等に関する性能。

BELS表示認証 LEED®認証ロゴ CASBEE-WO認証ロゴ

  • LEED®認証ロゴは、米国グリーンビルディング協会所有の登録商標で許可を得て使用

受賞

アクセス

所在地

〒300-2417 茨城県つくばみらい市富士見ヶ丘2-19

車での来社

常盤自動車道 谷和原IC・谷田部ICから15分

電車での来社

つくばエクスプレスみらい平駅 徒歩10分

関連リンク