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ニュースリリース News Release

協力会社へヘルメットを無償貸与し、リサイクル化へ ~24年10月より稼働開始~

その他

 高砂熱学工業株式会社(社長:小島和人/以下、当社)は、建設現場で使用するヘルメットを協力会社へ無償貸与し、使用済みヘルメットは全てリサイクルする仕組みを構築することを、お知らせいたします。

 

 建設現場では、労働者の安全を守るため、ヘルメットの着用が法律等で義務付けられています。ヘルメットは保護帽とも呼ばれ、頭の損傷や感電を防ぐために大切なアイテムです。当社の協力会社へは、当社の協力会社であることが一目で分かるよう、当社指定ヘルメットの着用をお願いしています。

 ヘルメットは消耗品のため、使用期間は約3年から、常駐現場を移動するタイミングで買い替えるケースも多くそれよりも短い期間で役目を終えます。使用後、リサイクルされずに産業廃棄物処理されるケースもあります。また、各協力会社は自社でヘルメットを購入していますが、協力会社と対話を進める中で、ヘルメット貸与の希望を多数聞き取り、今回の取り組みに至りました。

 

 ヘルメットは当社資産として協力会社へ貸与し、使用後は全てリサイクルする仕組みに変更してまいります。ヘルメットに付されたQRコードを読み取ることで、利用者自らがリサイクルの申込みを行うことができます。リサイクルに出されたヘルメットは、一般社団法人日本ヘルメット工業会を通じ、材質に応じ樹脂として再生利用、リサイクルできない部分はセメント原料や熱源として利用されます。対象となるヘルメットの個数は、約11,000個(2023年度出荷実績)を見込んでいます。

 

 今後、10月初旬より、協力会社へのヘルメット配布を開始するとともにリサイクルの仕組みを整え、来年度からは、当社社員同様、全数をリサイクルする仕組みを運用開始してまいります。

 

 当社はグループパーパス「環境革新で、地球の未来をきりひらく。」のもと、高砂熱学長期ビジョン2040において、未来に向けた社会課題解決を目指し、建物環境のカーボントランジションと地球環境のカーボンニュートラルの実現に取り組んでまいります。協力会社とコミュニケーションを図りながらニーズや期待を把握し関係強化に努めるとともに、環境負荷低減に向けた取り組みを推進してまいります。

 

※出典:日本ヘルメット工業会 よくある質問と回答
 https://japan-helmet.com/faq/