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社会 品質・サービス Quality and Service

品質に関する基本的な考え方

高品質かつ安全性・性能に優れた建築設備やサービスを継続的に提供することを通じて、お客様の満足と信頼を獲得することを品質に関する基本的な考え方としています。この考え方に基づき、2011年度に品質基本方針を制定し、推進体制を規程化しました。お客様の要望や問い合わせなどにも誠実かつ迅速・適切に対応する体制を整備し、提供した建築設備やサービスの維持・向上に努めています。

品質基本方針

  1. お客様ニーズの把握に努め、お客様の企業活動に貢献する最適品質を提供します。
  2. 常にお客様から期待される以上の品質提供に努めます。
  3. 研究開発を促進し、先進的な品質を提供します。
  4. 建築設備のライフサイクルを通じて、継続的にサービスを提供します。
  5. これらを推進するため、品質管理の体制を整備し、継続的な維持・改善を図ります。

調達基本方針

当社は、取引先との相互理解と信頼関係を構築し持続可能な社会の実現に努めます。

  1. 法令・社会規範の遵守を徹底します。
  2. 公平・公正な取引機会を提供し、取引先と良きパートナーシップの構築に努めます。
  3. お客様に納入する施工・サービスの安全衛生、品質、価格、納期を確保するため最適な調達先を選定します。
  4. 廃棄物や温室効果ガス削減等、環境への負荷軽減に配慮した製品・サービスを優先的に調達します。
  5. 人権を尊重し、性別・性的指向・性自認・国籍・障がいの有無・出身地・年齢等による差別やハラスメントのない労働環境を確保する調達先を選定します。
  6. 秘密情報、お客様情報および個人情報などの保護に十分配慮し情報セキュリティ体制が確保される調達先を優先的に選定します。

品質管理体制

当社は認証取得している品質マネジメントシステム(ISO9001:2015)に基づき、高品質なものを短工期でお客様にご提供できるよう継続的な改善を行っていきます。さらに、省CO2や省エネシステムおよび運用に関わる提案などを積極的に行い、お客様の施設に新たな付加価値を創造していきます。

品質管理体制

品質向上への取り組み

現場安全パトロールを実施

パトロールで安全講和をする小島社長

現場安全パトロールは、労働災害を未然に防ぐことを目的に、現場内の危険を事前に発見および除去する取り組みです。毎年行われている全国安全週間においては、社長による現場パトロールを実施しております。

リスクの分析・特定と対策

リモートによる「全社安全衛生大会」

近年、重篤災害につながっている3つの災害絶滅を重点方針に掲げ、災害防止に向けた活動項目を設定しています。これら方針に基づく災害防止を行動に移せるよう、具体的な活動内容を毎年期初に発行する「安全衛生活動方針」にまとめ、全技術員および協力会社へ周知しています。

そのなかで、安全衛生管理にリスクアセスメントを導入し、各施工現場ではリスクの先取りと対策を徹底しています。また、コロナ禍であることやDX化に向け、毎年春に開催している「全社安全衛生大会」や安全衛生パトロールをリモート開催へと進化させ、全社員および協力会社の安全衛生活動に対する意識の高揚と管理レベルの向上に努めています。

社内研修の実施

社内研修

人財育成の主幹部門であるタカサゴ・アカデミーで、高砂グループ全体の教育体系の構築とレベルアップを図っています。人財の能力向上に必要な階層別の研修と教育に力を注ぐとともに、スキルアップにつながる資格取得も奨励しています。2023年度からは基礎教育課程を刷新し、技術職と事務職の職種に応じた多様性あるキャリアプランの自己現実を促すとともに、マネジメント能力の向上も実践しています。プロジェクトにおけるBIM対応を中核とする施工や、全社的なDX人財の増強を行います。

技術発表会の実施

技術発表会

当社グループの技術に関する取り組み成果を発表する技術発表会は、設計・施工の技術力向上と水平展開、および技術者の研鑽、交流を図ることを目的として、1983年から毎年開催しております。

協力会社との連携

現場で協働する協力会社と連携を強めるために組織した高和会は、本部と各支部で構成され、それぞれに安全衛生協力会を設置して安全衛生に関する技術の情報伝達、広報活動および諸法令の周知徹底などにあたっており、各支部では「支店安全衛生大会」などの安全衛生の向上に向けた活動を行っています。
また、インターネットを活用した安全向上のためのシステム「TKCS-s(Takasago Kowakai Communication Systems-safety)」を運用し、安全情報を共有しています。

協力会社と一体となった品質確保

高砂マイスター認定式

協力会社の育成・指導は「高砂技塾」で実施しています。現場業務の負荷軽減と施工品質の向上を目的とした研修教育資料を整備しています。2007年度からは、優れた技術と統率力・指導力をもつ協力会社の技能者を優秀技術者(高砂マイスター)として認定する制度を実施しています。さらに、2017年度からは高砂マイスターのなかでも特に高い技能と意識を持って技術の伝承に貢献している技術者を認定する制度(上級高砂マイスター光輝)も新設し、業界全体の技術力の底上げに貢献していきます。

高砂マイスター認定者数 2018年度:8人(累計105人)、2019年度:10人(累計115人)、2020年度:6人(累計121人)、2021年度:5人(累計126人)、2022年度:5人(累計131人)

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