大阪エネルギーサービス株式会社 第2プラント
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地域冷暖房、受賞物件
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近畿地方
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2010年代
JR西日本の旗艦駅(大阪駅)の駅ビルに導入される背景から、我が国トップレベルのエネルギー効率を実現する地域冷暖房プラントとして計画されました。熱源の高品質・安定供給を実現するため電力・ガスのベストミックス熱源、安定供給と経済性を補完する氷蓄熱システムの導入、機械室を13階に設けることへの振動対策など、各種検討を重ね、かつ既存の技術を上手く組合せるプラントとして設計されました。(統合的熱源システムの設計)
この熱源を如何に最適運用するかについて、事業者、運転管理者、設計者、施工者が一体となって課題に取り組んだ結果、1年目に一次エネルギー換算でのCOP=1.2を実現するだけでなく、稼動2年目にはCOP=1.29、3年目にはCOP=1.36と年々効率を向上させることとなりました。(効率的なプラント運用の追求)
名称 | 大阪エネルギーサービス株式会社 第2プラント |
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施設用途 | 地域冷暖房設備 |
所在地 | 大阪府大阪市(大阪駅ノースゲートビル13階) |
竣工年月 | 2011年4月 |
特長 | 供給延床面積:約202,200m2 冷熱源設備容量:36,871kW (10,500RT)、温熱源設備容量:15,430kW |
受賞情報 | 社団法人 空気調和・衛生工学会第52回学会賞技術賞「建築設備部門」受賞 |