置換空調システム フロアマスター®

フロアマスター®。少ないエネルギーで、人間の行動スペースに新鮮な空気を送る、
人にやさしい快適空調です。

ホテルの宴会場やショッピングセンター、会議室など、多くの人が集まる場所では、建物全体を換気や冷房をしようとすると、膨大な量のエネルギーを必要とします。しかし実際に人間が行動するのは、床面からせいぜい2m程度の部分。いいかえれば、その部分をしっかり空調すれば十分なわけです。また発熱によって暖められた、汚れた空気や粉塵は、対流によって天井の方に上昇する性質を持っています。これらのことを利用して床付近で新鮮な空気を供給すれば、人間が行動する環境を少ないエネルギーでより快適にできるわけです。
この原理を応用したのが、フロアマスター®。汚れた居住域の空気を、適切な処理を施した新鮮な空気でそっくり置き換える換気方式です。フロアマスター®は、行動スペースの空調だけを考えて、室温に近い新鮮な空気をゆっくり と室内に供給しますので、真夏なのに冷風にさらされてガタガタ震えるようなことがありません。いままでの空調は機械的に一定の温度に保つ「最適空調」であったのに対し、フロアマスター®は常に新鮮な空気を送る、人間に優しい「快適空調」なのです。

導入実績:658台

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快適空調のポイントは換気

フロアマスターシステムの基本は換気です。寒暖の差のはげしい日本では温度調節を重視するあまり、ともすると換気がおろそかになりがちでした。最近の建築物は高層化に加えて気密性と断熱性が向上しているため、従来の空調にくらべて換気の重要性が高まっています。新築の高層ビルにおきやすいといわれるシック・ビル・シンドロームや病院での院内感染の予防に換気はたいへん効果があります。
フロアマスターシステムは部屋のすみずみまでムラなく新鮮な空気をいきわたらせることができ、しかも省エネルギー効果もある画期的な換気システムです。会議場や病院待合い室など多くの人が集まり、よりよい換気を必要とする場所には、欠かすことのできないシステムです。

フロアマスターシステムの特長

  • 良質な室内空気質
    新鮮な空気を速やかに分配し室内で発生する汚染物質を拡散させずに排出します。
  • 高い換気効率
    給排気の比重差を利用した、自然で無駄の無い方法によって、理想的なピストンフローに近い換気を実現します。
  • 優れた温熱環境
    ドラフトのない、均一な温湿度の環境を提供します。
  • 省エネ性 その1
    排気温度を室温より高くすることが出来るので空調風量が小さくなります。
  • 省エネ性 その2
    給気温度を20℃まで設定できるので冷房期間が短くなり、年間動力を低減します。
  • 省エネ性 その3
    全熱交換器を用いて熱回収すると更に省エネルギーが図られます。

従来方式

給気された新鮮な空気は、室内の汚染された空気と混ざりあってしまいます。

フロアマスターシステム

理想的なピストンフローにより、居住域は常に新鮮な空気で満たされます。

どうして省エネルギーになるのか

フロアマスターシステムでは、排気の温度を室温より高くすることが出来ます。このため、給気と排気の温度差が一般の空調(ミキシングシステム)に比べて大きくなります。
温度差が大きいと、同じ熱負荷を処理するのに必要な風量が小さくてすみます。風量が小さいと、給・排気ファンの動力が小さくなり、省エネルギーになります。風量の低下により、空調機のサイズやダクトサイズも小さくすることが出来るので、イニシャルコストも下げることが可能になります。

従来方式

排気-給気=10℃

フロアマスターシステム

排気-給気=15℃

壁掛けフロアマスター(FMJ型)

「置換換気用ターミナルの設置は床上」の常識を覆します
床上設置が不向きな工場や体育館に有効です

壁掛フロアマスターは、置換換気空調システムの冷房時における温度成層による省エネルギー性を損なわずに、置換換気用ターミナルを壁面上部への設置を可能にしました。
また暖房条件においても、給気と周囲の温度差を20℃としたとき、3mの設置高さでも暖気が確実に床面へ到達することを確認しております。
冷房/暖房の切替は、ダンパー操作等の特別な制御を排除した設計になっております。

特徴

  1. 1.従来のミキシング方式に比べ、冷房時の空調エネルギーの20%削減を可能にしました
  2. 2.最大床上3mまでの高さに設置可能なため、床面を有効に活用できます
  3. 3.ダンパーや目詰まりを起こす構造を排し、維持管理を容易にする設計です

温度分布

冷房時:吐出した冷気は、速やかに居住域全体に広がり、温度成層を形成します
暖房時:吐出した暖気は床面まで到達し、室内全体を暖めます

暖房時の吐出風量別 吹出温度差と到達高さの関係
(型式:FMJ-1000-1000)

注) 設計時の温度差は、空調開始直後の状態を想定し、余裕をもって設定して下さい

納入実施例

調理場設置

納入場所 : 大阪府 某学校給食共同調理場

設置条件
床面積:393 m2
天井高さ:6 mH
室内発熱:顕熱60kW(153W/m2)、 潜熱70kW
導入による改善内容
蒸気の効率的排出による、作業環境の改善
居住域空調による省エネルギー性の改善
微風速による温熱環境の改善
省エネルギー効果 (予想値)
給気風量 : 19% 削減
冷房能力 : 22% 削減
フロアマスター・ターミナル仕様
型番 : FMP.072.00
台数 : 8台設置
風量 : 1,450 m3/(h・台)

TMES株式会社 営業本部
03-6453-6389