ニュースリリース News Release
マルチステークホルダーとの持続可能な発展を目指した取り組み
プレスリリース |サステナビリティ
高砂熱学工業株式会社(社長:小島和人/以下、当社)は、パーパス「環境革新で、地球の未来をきりひらく。」のもと、目指す姿を“環境クリエイターⓇ”として、空調設備事業を核に建物環境のカーボントランジションと地球環境のカーボンニュートラルを目指した取り組みを進めています。
企業経営において、顧客、取引先、従業員、株主、投資家、地域社会など、多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、当社はマルチステークホルダーと適切に協働していく旨をサステナビリティ基本原則において掲げています。
価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、当社の経営基盤強化や経済の持続的発展に繋がるという観点から、協力会社※1、従業員等とのエンゲージメントを重視し、以下の取り組みを進めてまいります。
※1 高砂熱学工業株式会社 協力会(高和会)をはじめとする取引先を指します
■協力会社に対する取り組み
社会の要請に対応すべく、取引先・消費者のニーズや期待を把握し、安全・安心なサービスの提供やサプライチェーンにおける課題の解決に努めます。今後もコミュニケーションを図りながら、対応策を推進してまいります。
工事関係の電子記録債権・支払手形に関する支払条件変更のお知らせ:2023年7月25日公表 |
https://www.tte-net.com/article_source/data/news/detail/2023/393.html |
労務費の適切な価格交渉・価格転嫁への取り組み:2024年2月29日公表 |
https://www.tte-net.com/article_source/data/news/detail/2024/680.html |
教育・育成の支援 |
・施工プロセスの変革を担うT-BaseⓇ(埼玉県八潮市)は、教育・育成機関としての機能も有し、協力会社の技能者に向け、実践的なスキルトレーニングを行う場を提供 ・オンラインによる技術研修の定期的開催 |
安全衛生管理の促進 |
熱中症予防ウェアラブルデバイスを2万台購入し配布。ワンシーズン使い切りとなり、使用後はメーカー返却しリサイクル |
協力会社を中心としたサプライチェーン全体での付加価値向上、パートナーシップの強化 |
「エクセレントパートナー認定制度」を新設。認定企業の採用支援なども実施 |
■従業員に対する取り組み
当社では、人財マネジメント基本方針に則り「人が最大の資産である」という理念に基づき、個々の人財が健康で生き生きと能力を最大限に発揮できるよう、人財投資への取り組みを一層強化し、人事制度ならびに労働環境を継続して整備してまいります。
給与水準の引き上げを含む報酬体系の改定について:2023年1月23日公表 |
2024年4月1日より大卒グローバル職の初任給を28,000円増額し、270,000円へ。 また、従業員平均5%以上の給与水準の引き上げを実施。(2024年4月~) |
社員の働き方・働く環境を踏まえた各種手当の充実 |
・建設現場で働く従業員の手当引き上げ(最大、月額6万円に引き上げ) ・営業員のオフィス外での勤務環境、顧客対応などに対する手当の新設(月額2万円) ・転勤時の支度金や別居手当の拡充(家族帯同時の転勤支度金50万円など) ・単身赴任社員の家族呼び寄せ時旅費サポート見直し(家族1人を1回として年間36回まで) |
仕事と育児の両立支援 |
・子育て支援手当の支給対象拡大 ・育児休職における給与支給期間の拡大(休職開始した日から通算28日まで拡大) ・短時間勤務の適用について、子が小学校3年生から6年生までに延長 |
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン |
・外国籍社員を対象にしたホームリーブ(帰国)休暇の導入 ・短時間勤務を育児・介護のみならず、傷病や障がいを持つ従業員に適用拡大 |
成長支援 |
・タカサゴ・アカデミーによる「目的とステージに合わせた教育」の実施 ・自社施設の設備を活用した実践的な技術研修の実施 ※2 ・業務に必要なスキルの明確化を通じて、能力の見える化を図り、学習機会を体系化 |
建設現場における働き方改革 |
・施工プロセスの変革に向けたT-BaseⓇプロジェクトの推進 ・業務プロセスの変革に向けて、BIMを中核としたSaaSプラットフォーム「PLANETS(開発コードネーム)」を共同開発、運用開始(2024年3月22日公表) https://www.tte-net.com/article_source/data/news/detail/2024/677.html ・内勤部門による現場業務の支援・サポート実施 ・社内イントラネットにおいて、働き方改革に向けた各好事例を展開 |
※2 T-BaseⓇでのスケルトン天井を活用した技術研修の様子(画像左)
※3 多様な価値観やライフスタイルを受容する現場事務所の一例
(画像中:打合せスペース、画像右:パウダールーム)
■その他のステークホルダーに対する取り組み
◇株主・投資家に対する取り組み
株主・投資家の皆様に当社の事業や戦略などに関する情報を積極的に発信するとともに、頂いた意見を社内にフィードバックし、経営計画やアクションプランの策定に活かしてまいります。
・決算説明会の開催、個別IRミーティングの積極的開催(2023年度:約110回実施)
・海外IRの開催
・IR Dayや株主向けのイベント開催、開示内容の拡充 他
◇地域社会に対する取り組み
当社の持続的な社会価値の創出には、安心して暮らせる社会や地球環境があって成り立つとの認識の下、以下のような地域社会活動をおこなっています。
・体育館向けの空調システムの開発:2023年11月26日公表
https://www.tte-net.com/article_source/data/news/detail/2023/662.html
・当社施設を地域交流の場として提供
ご参考)第7回たかさごマルシェ|つくばみらい市公式ホームページ (tsukubamirai.lg.jp)
・環境保全活動、教育支援・ボランティア活動への社員参加 他
以上、役職員一人ひとりが、パーパス「環境革新で、地球の未来をきりひらく。」のもと、事業 活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。