ダイバーシティ&インクルージョン 障がい者 People with Disabilities
当社では、障がいのある社員が働き活躍しています。障がいへの理解を深める研修会や、職場内でのコミュニケーション方法に関する意見交換会を通じて、違いを認め共に働く職場づくりを推進しています。また、研修やイベントでは、聴覚に障がいのある社員への対応としては必ず文字起こし機能アプリの使用や手話通訳士を手配し、視覚に障がいがある社員に対しては音声読み上げソフトを導入したパソコンを使用し資料を事前に配布したり、同僚が視覚情報を伝えるなど、障がいに応じたサポートをすることにより障がいがある社員が参加しやすい運営を心掛けています。彼ら彼女らの「選択肢」を増やすサポートを実践しています。
「あすチャレ!Academy」
研修プログラムを受講
2024年九州支店にて
「コミュニケーション編」を受講
あすチャレ!Academy実施3年目の今年は、初めて本社(東京)以外の地方店で開催しました。当社は積極的に障がいのある方の採用を行っておりますが、障がいのある方に対する理解の輪を全国に広げるために実施しました。支店長をはじめ、多くの支店勤務社員が参加し、障がいのある方をサポートするコミュニケーション方法を学ぶなど充実した研修となりました。
2023年「コミュニケーション編」
「合理的配慮編」を受講
昨年度に続き、現役パラアスリートの山本理恵さんを講師としてお招きし、「あすチャレ!Academy」のコミュニケーション編と合理的配慮編の2つを受講しました。対面とオンラインのハイブリット形式で開催し、昨年を大きく上回る約200名の社員が参加しました。さまざまなシチュエーションでの「小さな気づき」や「思いやり」こそが、合理的配慮であり、これらを実行することが共生社会を創ることであると学ぶことができる実りある研修でした。
2022年「合理的配慮編」を受講
日本財団パラスポーツサポートセンターが提供する「障がい者への合理的配慮」に関する研修プログラム「あすチャレ!Academy」合理的配慮編を受講しました。「合理的配慮」をテーマに、障がい者とともに働くこと、多様なお客様へのサービス向上のための気づきを得ること、また、障がいを持つ方々について学び、共感し、違いを認め誰もが暮らしやすい「共生社会」とは何か、を学びました。現役パラアスリート山本理恵さんを講師としてお招きした本研修は、対面とオンラインのハイブリット形式で開催し、約90名の社員が参加しました。聴覚に障がいのある社員も複数名参加し、文字起こし機能アプリの使用や手話通訳士の協力も得て、効率的な運営ができました。
受講者の感想
山本さんのお話は自らの日々の行動を振り返る良い機会となりました。合理的配慮とは、お互いの強み弱みを活かし助け合い、相手の立場に立って出来ることを行うこと。これは「障がい者の方々に」ではなく、「日々の生活で心掛けるべき事」であるとあらためて考えさせられました。皆さんの心遣いに溢れた和やかな研修でした。
障がいのある社員向け
高砂熱学イノベーションセンター
見学会
障がいのある社員を対象とした見学会を開催しました。事前にどのような配慮や支援が必要かを参加者へヒアリングし、研究開発本部とダイバーシティ推進ワーキングにて協議・対策を実施しました。
- 文字ガイドや手話通訳(聴覚障がい社員向け)
- 実際に手で触れることで形を認識しやすいよう、小型模型を用意(視覚障がい社員向け)
- 歩行面に配慮した見学ルートの設定(上下肢障がい社員向け)
ここで得られた知見や課題をもとに、障がいをもった一般の方々も当施設を見学できるように取り組んでまいります。
ランダーの小型模型
文字ガイドによる説明
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