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2008年2月5日
高砂熱学工業株式会社が、平成18年6月に開発・リリースしました「分散ポンプ式空調用水循環システム(システム名:(GreenLoops&IndividualPumps)/以下GLIP)がこのほど、社団法人日本機械工業連合会(略称:日機連、会長:金井務((株)日立製作所相談役))が主催する「平成19年度(第28回)優秀省エネルギー機器表彰」で日本機械工業連合会会長賞を受賞いたしました。
同表彰では経済産業大臣賞(1機器)、資源エネルギー庁長官賞(2機器)をはじめ、日本機械工業連合会会長賞(10機器)の計13機器が受賞されましたが、当社が受賞しました「GLIP」は空調設備分野では唯一の対象機器となっています。
※表彰式は昨日の2月4日(月)、午後4時よりホテルグランドパレスにおいて行われました。
同表彰における「GLIP」の受賞機器の内容及び選定理由は以下のとおりです。
2月4日開催の表彰式で会長賞を授与される石田栄一社長
GLIPの実績について
前途の機器内容で紹介されていますように、「GLIP」は水循環系の圧力損失要素を徹底して削減し、大幅な動力消費の低減を目的に開発したものです。
具体的には建物の中央機械室のポンプと各所の制御弁を廃止し、空調機(またはグループ)ごとに、インバータ付きポンプを取り付け、各々が必要とする水量を最小動力で流せるため、部分負荷時の水搬送動力を大幅に削減できるシステムで、複合商業施設の「イオンモール名取エアリ」(宮城県名取市、平成19年2月24日竣工、今回受賞の実施例となった施設で、ポンプ動力の年間省エネ率は約80%)を含め、既に3ヵ所での納入実績を有しております。
当社では、現中期経営計画のスタート時(平成17年4月)に柱のひとつとして、技術本部に技術開発センターを設置し、エンジニアリング技術に重点をおいた現場密着の設計・施工技術の開発推進を掲げてきましたが、「GLIP」は技術開発センターが開発した第1号システムであり、今後もESCO事業やリニューアル分野を中心に省エネルギー提案を通じて当システムの営業に注力していく所存です。
以上
この資料に関するお問い合わせ
高砂熱学工業株式会社 業務本部総務部広報課 中村、鷲尾
〒101-8321 東京都千代田区神田駿河台 4-2-5
TEL (03) 3255-8212 FAX (03) 3251-0914