設備管理・運用技術

ビルのエネルギー消費は、空調設備の運用によるものが全体の30~50%という大きな割合を占めており、空調設備の運用状況を見える化することが、建物設備全体の省エネルギー・省コスト・省力化のための改善点を見出す近道です。

空調設備のエネルギー消費は削減するポイントが比較的多いものの、それぞれの消費量が把握されていないため、具体的な改善がなされていないお客さまも見受けられます。改善点を把握し、照明やOA機器の省エネルギーを図った上で空調設備の運用を最適化することが、建物全体のエネルギー削減に繋がります。

当社では、これらの課題に迅速かつローコストでお応えし、さらには近い将来の『創エネルギー』と『スマートグリッド』に対応できるような、設備管理・運用に関わるハード・ソフトの開発に取り組んでいます。計測(Measure)、解析(Analysis)、運用改善・リニューアル(Do)、評価(Evaluation)の各サークルポイントで、開発品をお客さま建物のライフサイクルにわたる省エネルギー・省コスト・省力化の一助となるツールとしてご活用いただきます。

図:運用実態の計測をベースにしたサイクル

保有技術

  • 表面計測技術
  • 運転実績に基づく運用のエンジニアリング
  • 設備データの解析評価技術
  • センシング技術

開発商品・技術

  • 設備管理:データ収集分析ソフト GODA®、計測・解析・評価のトータルシステム MAT®
  • 設備運用:運用改善サービス E-COntrol、総合節電システム、高砂型統合熱源システム
  • エネルギーマネジメントシステム(BEMS・FEMS):GDoc(ジードック)™