ダイバーシティ&インクルージョン 女性 Empowerment of Women
当社では、女性従業員の採用を積極的に進めており、人事制度についても一般職を廃止し、いわゆる地域限定型を含む総合職に転換するなど、すべての女性従業員が管理職にキャリアアップすることが可能な制度になっています。女性管理職の登用においては、数値目標を掲げるとともに、建設施工の現場業務や設計業務、研究開発業務など、女性が活躍できるフィールドの拡大検討やキャリア形成・スキルアップセミナーを定期的に実施しています。
管理職登用だけでなく、すべての女性従業員がその能力を最大限に発揮し活き活きと働ける職場環境を整えるため様々な取り組みを進めています。
女性ミーティングを実施
TakasaGo! Woman Pride 2024
2024年10月18日（金）、「TakasaGo! Woman Pride 2024」を開催し、約400名の女性社員が集合しました。昨年度開催された「TakasaGo! Woman Pride 2023」の感想や意見を踏まえ、今年度はパネルディスカッションやグループワークを中心に展開しました。
今回は、大会のほか、社内外で活躍する社員や有識者の方が多様な働き方やキャリア形成について語るトークイベントや、主に施工管理業務の経験が無い女性社員を対象とした現場見学会、キャリア形成やリーダーシップについて学ぶ研修など、女性社員だけでなく男性社員も参加可能なプログラムを3カ月にわたり実施しました。女性自身の意識改革、女性同士のネットワーク構築、多様性を尊重し、自律的な成長を促進する風土の醸成、全年齢層に対する成長・育成・活躍機会の整備、全社員が環境クリエイター®として「価値創造に挑戦する人財」であると自覚することを目的とし、今後も継続して取り組んでまいります。
「TakasaGo! Woman Pride 2024」企画
相模女子大学小泉教授による「女性社員の自律的なキャリア育成」講座
2024年11月26日（火）、「TakasaGo! Woman Pride 2024」の一環として、相模女子大学小泉京美教授による、女性の自律的なキャリア形成に関する講義を行い100名以上の女性社員が参加しました。
当日の講座では、「①女性リーダーの必要性を考える」「②不確実性の時代のキャリアの考え方」「③キャリア形成におけるプライオリティ」の3つのテーマについて講義が行われました。「キャリア形成におけるプライオリティ」では、株式会社エフエムさがみ代表取締役の平岩夏木氏を迎え、トークセッション形式で平岩氏のキャリアの流れやターニングポイントでの判断基準について紹介され、具体的な経験に基づく実例を通じて、女性社員者に新たな視点を見出すきっかけとなりました。
参加者からは、「キャリアアンカーの考え方を初めて知り、視野が広がった」「ロールモデルが見つけられない中で、新たな視点を得られた」「これまで深く考えてこなかった自分の価値観や仕事への考え方に気づかされた」といった感想が寄せられました。
TakasaGo! Woman Pride 2023
2023年10月27日（金）、東京都内にて「TakasaGo! Woman Pride 2023」を開催し、全女性社員の9割にあたる約360名が参加しました。この大会は、女性が活躍する必要性を女性社員自らが「自分事」として捉えて自律的なキャリア形成を行うこと、顔を合わせたことがない他部門・他支店とのネットワークをつくり、仕事上の悩みやキャリア相談を共有するだけでなく、ロールモデルとなる社員を見つけるきっかけにすることなどを目的に開催しました。外部講師による基調講演や、女性社外取締役による講演、3人の社員が自身のキャリアについて考えや経験談などを語るパネルディスカッションなどを行いました。「支店や年齢などが異なる多くの人と話ができ、とても貴重な機会だった。社内に頼れる人が増えることがとてもありがたいと感じた。」「3名のパネラーのリアルな経験談に共感できる部分が多く、参考になった。」など、感想が寄せられました。
女性を部下にもつ管理職向け
「ダイバーシティマネジメント研修」
女性向けリーダーシップ研修、キャリアデザイン研修、育休復職者研修に並行して、女性社員を育成する立場にある管理職を対象にした「ダイバーシティマネジメント研修」を実施しました。50名の募集枠を大幅に超える応募があり追加開催を実施するなど、関心度の高さが伺えました。来年度以降も継続的に開催し、より多くの管理職に受講を促す予定です。
＜研修内容＞
- 働く私たちを取り巻く環境～なぜダイバーシティ推進、女性活躍推進が必要なのか？
- 女性社員が活躍するための課題を考える
- 女性社員の育成ポイントを学ぶ
- 時間制約のある社員のマネジメントを学ぶ～男性の育児休職取得推進の観点からなど
受講者の感想
- ダイバーシティへの対応が組織の働き方の変革になり、業績向上にも繋がると理解した。
- 女性と男性では思考の特徴に相違があることがわかった。女性管理職を増やす取り組みのヒントになると感じた。
- ダイバーシティマネジメントの重要性および自身のアンコンシャス・バイアスを認識することができ、とてもよい機会となった。この自覚を一時の感覚で終わらせることなく、コンシャスにするべく行動していきたい。
「社長と女性社員の
ダイアログ」実施
2021年10月、女性のキャリアアップについての考え方や女性活躍全般について、小島社長と意見を交換する場として「社長と女性社員のダイアログ」を実施しました。
