銅→アルミでカーボンニュートラル社会の実現に貢献

アルミ冷媒配管システム

当社が開発したアルミ冷媒配管システムの展開を加速し、一層の実用化を図ることで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献。また、冷媒配管工事の施工効率向上に取り組んで参ります。

  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
該当カテゴリ
施工技術
活用される領域
オフィス、商業施設・ホテル、病院・医療、工場、研究施設、データセンター、スポーツ施設・流通
解消できる課題
  • 環境に配慮した省力化工法を採用したい

技術概要

この技術のポイント

  • カーボンニュートラル社会実現への貢献:電気自動車等の普及に伴う銅需要への対応として、冷媒配管を銅からアルミ素材に置き換える事で、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
  • 冷媒配管工事の施工効率向上:アルミ管の重量は銅管の3分の1と軽量であるのに加え、窒素置換が不要などの理由により、銅管での施工に比べ施工時間を約20%短縮できます。
  • コストメリット:配管の費用は銅と比べて約10%低減できます(機械式継手は、銅と比べてほぼ同じです)。
アルミ冷媒配管 / アルミ冷媒配管用機械式継手
アルミ冷媒配管用分岐管ユニット / アルミ冷媒配管用ろう付工法

導入事例

実建物への導入

実績の代表例として、当社関係会社の日本設備工業株式会社札幌支店(写真-5)での空調用設備更新に合わせ、2017年10月に全ての冷媒管にアルミ配管システムを導入しました。また、株式会社ヤマト殿が施工した「アイテク新社屋新築工事」(写真-6)において2018年6月に協働で空調設備にアルミ冷媒配管システムを導入し、更に当社の大阪支店と協働で、2018年12月にかんき株式会社の本社屋改修工事(写真-7)において、空調設備にアルミ冷媒配管システムを全面的に導入しました。

本空調設備の施工実績を通じて、施工上の知見の蓄積や技術の高度化に取り組んでおり、冷媒管等のオールアルミ化を推進することで当社施工現場の省力化とカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

受賞・認定

「第36回優良省エネルギー設備顕彰」にて特別賞を受賞

一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会(東京都港区、鳥波益男会長)が主催する「第36回優良省エネルギー設備顕彰」において、当社の「アルミ冷媒配管システムの開発」が同会長特別賞を受賞しました(写真-8)。

本連合会では毎年、省エネルギー意識の普及と向上のために省エネ性に優れた冷凍空調設備を優良省エネルギー設備として顕彰しています。本受賞は、今後の社会的変化によって、従来通り銅管を使用することが困難になることを予測し、材質や工法を変更することで、関連技術の開発・広報をしていることや、業界全体として取り組んでいること、冷凍空調設備施工に対する影響が大きいことなどが評価されました。

取り組み

一般社団法人アルミ配管設備工業会(APEA)での委員会活動と成果

当社は、一般社団法人アルミ配管設備工業会(APEA)での活動を通じて、アルミ冷媒配管の普及に取り組んでいます。
以下は取り組みの一例です。

  • アルミ冷媒配管の規格「APEA1001:2021冷媒被覆アルミ二ウム合金管」を改訂しました。
  • アルミ冷媒配管の技術書「APEA3001:2022冷媒用被覆アルミ二ウム合金管_施工指針」を改訂しました。

また、APEAテクノロジーセミナーで以下の6テーマを発表し、うち5テーマについてAPEA会員サイト内で公開しています。

  • 「アルミ冷媒配管と銅冷媒配管との施工検証」
  • 「アルミろう付工法に関する施工上の留意点」
  • 「アルミ冷媒配管システムにおける配管の設計(1)」
  • 「アルミ冷媒配管システムにおける配管の設計(2)」
  • 「アルミ冷媒配管システムにおける配管の設計(3)」
  • 「寒冷地域・塩害地域フィールド検証報告」

特許情報

特許 第7079618号、特許 第7197319号、特許 第7274276号、特許 第7300313号、特開 2022-115650